東京都練馬区 石神井公園そば りあん動物病院

tel:03-6760-9911
高齢の犬や猫の負担を考えた優しい診療
練馬区石神井台のりあん動物病院
月 火 水 木 金 土 日祝
診療時間
9:00~12:00
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15:00~19:00
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休診日:水曜日・日曜祝日午後
ペット保険使えます
クレジットカード、PayPay、LINE Payでの支払い可
対象動物
犬
猫

診療案内
ペットの長寿化が進んでいます
近年では獣医学の進歩だけでなく、健康や栄養に配慮したペットフードが増えたことで、犬や猫は長寿になりました。平均寿命は13~14歳と言われており、15歳を超えることも珍しくありません。ちなみに、ポルトガルには30歳を超える犬「ボビ」がおり、その年齢は人間に換算すると186歳というから驚きです。


一方、長寿化が進んだことで、飼い主は犬や猫が老後(シニア期)でも健康で幸せに暮らせるように、しっかりとケアしてあげる必要があります。
成長のステージに合わせた健康管理で、さまざまな疾患を予防
幼齢~成熟期
避妊手術
去勢手術
老齢動物にみられる病気のいくつかを予防できます。
基本的なしつけ
①体中どこを触られても動じない
病気のサインを発見しやすくなったり、動物病院を受診した時のストレスが軽くなったりします。
②歯みがき
歯周病や腎臓病の予防になります。
③屋内でも排泄できる
雨天や、年齢を経て足腰が弱ったときに、外へ行かなくても排泄ができます。
運動と栄養管理
生活習慣病や肥満の発症を防ぎます。
歯石
当院では、全身麻酔をかけて、歯石除去と歯周病治療を同時に行います。高齢期に入ると、麻酔によるリスクが高まるので、このような根本的な処置が出来ないこともあります。大きな変化が現れる前に受診してください。
シニア期
適度な運動
関節炎の進行を遅らせて、寝たきりになるのを防ぎます。1回の時間を短くし、1日に数回外へ出してあげましょう。ゆっくりと歩き、疲れてしまう前に帰宅しましょう。
フードを
シニア期用に変更
シニア用フードは、消化・吸収しやすく、肝臓・腎臓を保護する構成になっています。
※ただし、低カロリーの食餌から変更した場合は、太りやすくなりますので注意しましょう。
排泄について
①排泄を失敗することが増えてきます。
失敗しても叱らないでください。隠れて排泄をしたり、排泄すること自体をガマンしてしまうことがあるからです。
②自分の意志で排泄できる間は、おむつの使用は控えましょう
おむつの使用は、後ろ足の動きを妨げます。そのため、使い始める時期が早すぎると、寝たきりになる時期を早めてしまう可能性があります。
日常のお手入れ
ブラッシングをしてあげましょう。
老犬‥‥抜け毛が増え、毛玉ができやすくなります。
老猫‥‥自分で毛づくろいをしなくなります。
健診
高齢になるとよくみられる様々な病気は、治療を始める時期が早いほど、その後の生活が楽になるといわれています。早期発見を心がけましょう。
病気のサイン
日常生活の中で現れる変化に、病気のサインが含まれている可能性があります。
からだ
やせて背骨や肋骨が触れるようになる。
睡眠
昼間によく寝て、夜になると遠吠えのように鳴く。
食欲
際限なく欲しがるようになる。
飲水
たくさん飲むようになる。
尿
色の薄い尿がたくさん出る。
便
便が出にくくなったり、細くなったりする。
呼吸
浅く速い呼吸になる。咳が出るようになる。
目
黒いところが白く濁り、視力が衰える。
皮膚
シミやイボができる。
被毛
毛のツヤが悪くなる。
歩き方
立ち上がるのに時間がかかり、ぎこちない歩き方になる。
散歩
たくさん歩かなくなり、疲れやすくなる。
加齢による変化は様々ですが、今までできていたことができなくなった中に、「病気のサイン」が隠れているかもしれません.気付いたことがありましたら、お気軽にご相談ください。
シニア期によく見られる疾患について
シニア期に見られる、完全な治癒が望めないような、慢性的に進行していく疾患に対して、どのように向かい合っていけばよいか。
認知症
小型犬・猫では10歳以上から、大型犬では8歳以上から「認知症」を発症する可能性が高まります。
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ぼんやりしていることが増えたり、怒りっぽくなる。
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目的のない行動(ひたすらトボトボ歩く。円運動、長時間の無駄吠え、異常な食欲)が増える。
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方向転換や後退ができない。
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昼夜逆転。
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トイレの失敗が増える。
このようなことに気付いたら、早めにご相談ください。進んでしまってからでは、治療効果が現れにくくなります。
心疾患
血液を送り出すポンプにトラブルが発生すると、様々な弊害が起こります。
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疲れやすくなったり、運動を嫌うようになった。
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咳が気になる。
このようなことに気付いたら、早めに診察を受けましょう。慢性の心疾患や腎疾患は、早い段階から適切な対処をすることで、より上手に管理できるようになります。
腎疾患
猫の約3割、犬の約1割が発症するといわれています。腎臓は、循環している血液の中から老廃物を沪しとる働きをしていますが、徐々に機能を失っていき、体に老廃物が蓄積していきます。ゆっくりと進行していき、最終的には死に至る怖い病気です。
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よくみられる症状は、多飲多尿、食欲低下、体重減少、脱水、嘔吐など
組織の7割以上が機能を失わないと症状が現れませんが、最近では、血液の検査により5割程度のダメージで検出することができるようになりました。
心疾患と同様、ステージに合った管理をすることによって、より良い形で管理することが大切です。
関節疾患
関節軟骨の老化や萎縮は、皆さんが思われているよりも早い4~5歳から始まっています。体重が軽い小型犬や猫は、見た目に現れにくいのですが、中型犬以上の体格のコは、どこかを庇うように歩いたり、お散歩や運動をためらったりするようになります。毎日見ていると気付きにくいということもあります。元来、「痛み」を表現することが苦手なので、日中の活動性が衰えてきているという印象がありましたら、ご相談ください。
ー 治療の流れ -
1.ご来院
来院の目的などをお伺いし、問診票に記入をお願いします。
2.問診
病状をお聞きします。飼い主さまだからこその「気付いたこと」があります。いつもと違うことや、気になること、治療に対してのご希望などお話しください。
3.診察
視診、触診、聴診など全身をくまなく診察し、獣医師が動物の身体に触れ全般的な検査をします。
4.治療計画
各種検査結果に基づき、治療方針、費用等を飼い主さまとご相談の上、決定していきます。
5.治療
適切な治療のもと、経過を観察していきます。

ー 医院概要 -
医院名
りあん動物病院
院長
伊藤 恭義
住所
〒177-0045 東京都練馬区石神井台2-14-35
TEL
03-6760-9911
FAX
03-6760-9955
駐車場
2台完備
アクセス
石神井公園そば、旧早稲田通り沿い
